シックハウスとはその名の通り、家が原因で発生する病気のことです。
近年では住宅を新築あるいはリフォームする場合、断熱性や気密性がよくなったことで
シックハウス症候群という名の病気が流行り、メディアでも取り上げられる場面がよくみられるようになりました。
原因は様々で、家を建てる際の建材や家具、日用品などから出るホルムアルデヒドを代表とする化学物質が原因とされています。
気密性の高さが化学物質が逃げる場所をなくすため新築やリフォームの家でこの病気がよく発生するのです。
ただし、新築でなくてもたばこや絨毯、ストーブなどから発生する化学物質も原因となるので、注意が必要です。
症状としては目がチカチカしたり、鼻水がとまらなくなったり、頭痛が起きるなどアレルギーに似たような
症状から吐き気、食欲不振、不整脈など個人差はありますが多岐にわたります。
対策は、原因となる物質を減少させることです。つまり換気を十分に行い、使用する建材を制限することです。
最近の住宅では24時間換気システムがあるのでそのスイッチを切らずに常に運転させておくことが望ましいでしょう。
また、科学物質だけでなくダニやカビといったものによる空気汚染もシックハウス症候群の原因のひとつとされているので
これらを除去することも重要な対策です。
家づくりは楽しくありたいものですが、シックハウスにかぎらず実は建てた後にトラブルが多いと言います。
例えば、ある家では築3年で床が盛り上がり、床と壁の間に隙間ができたり、ドアが閉まらないぐらいに歪みが出てきているなんて家もあります。
もちろん、他にも新築なのに雨漏りするとかそのトラブル事例はいくらでも調べれば出てきます。
何より家を楽しく建てるためにはまずは注文住宅会社選びが重要だと言います。
見極めるポイントはいくつかありますが、一言でまとめると、土地から世話してくれる不動産会社で、打ち合わせにこっちが納得するまで時間をしっかりとかけてくれるところだそうです。