2014年4月からの消費税増税前に住宅を購入しようと、住宅市場は盛り上がっています。
ただし、消費税増税前に住宅を取得するためには、2013年9月末までに住宅の請負契約を結ぶ必要があります。
注文住宅の場合、土地の取得や建築間取りの決定など、多くの手続きが必要で、請負契約を結ぶまでにかなりの時間がかかります。
一方で建売住宅の場合、現状で物件が完成していれば、即座に売買契約を結ぶことができます。
つまり、住宅取得の手続きを迅速にできるメリットがあるのです。
注文住宅にあこがれる方は多いでしょうが、もし建売住宅が自分の希望や好みに合致する物件であれば、取得する際のメリットは十分にあります。
また、注文住宅の場合、建物の建築費用とは別に、外溝費用や諸経費などが必要となります。
一般的にそれらの費用は、建築費用の3割程度は必要と言われます。
これに対して建売物件は、表示価格に物件費用だけではなく外溝費用を含むケースが多く、別途必要となる経費が少なくなります。
(諸経費は別にかかります)
このように、消費税増税のスケジュールを見据えつつ、住宅取得時期を考えると、建売住宅のメリットは大きくクローズアップされるでしょう。